スポーツにおけるけが(16〜20歳)には、骨折、捻挫(ねんざ)、靱帯損傷(じんたいそんしょう)などが多いです。
また、種目別のけがの原因は、バスケットボールは「着地したとき」、サッカーでは「転倒」、ソフトボールでは「受け損なう」、 バドミントンでは「ひねり」、柔道では「投げられたとき」、剣道では「転倒」、ラグビーでは「タックルしたとき」の発生が一番多いです。
また、場合によっては、心臓発作や熱中症が起こったり、運動のしすぎにより疲労骨折や貧血などが 起こったりすることがあるので注意が必要です。
主なスポーツ別の障害例と鍼灸治療
主なスポーツの障害について述べますので参考にしてください
野球

図 スポーツ鍼灸の実際 医道の日本社より
滑液包炎型野球肩
滑液包炎の症状には,肩の痛み(特に頭上に腕を上げたとき)および肩の脱力などがある。通常,痛みは80?120度の肩の外転または屈曲(運動の有痛孤)を行ったときに激しくなり,80度未満か120度以上では最小限か存在しない。徴候は重症度によって異なる。腱の部分断裂および腱炎も,類似の症状を引き起こす。
肩関節周囲炎型野球肩(インピンジメント症候群)
上腕骨前部が痛み、投球時に腕を引き上げた時、円運動をする時に痛みを誘発します。腕を内側に捻じった時(内旋運動)に肩を動かす範囲に制限あります。
上腕二頭筋腱炎型野球肩
上腕二頭筋長頭腱炎は20〜40歳代に多く、症状としては肩の痛みや運動制限を訴えます。中には、スポーツ活動時に「コクコク」と言う雑音がすると訴えられる方もおられます。診察では結節間溝に圧痛を認め、肩関節の内・外旋(内ひねり、外ひねり)で肩の前面に痛みや雑音を聞き取る事が出来ます。また、時に長頭腱の肥厚によりインピンジメント徴候(肩を挙上していくと、肥厚した長頭腱が烏口肩峰アーチに圧迫されて痛みを認める状態)が陽性になることもあります。中には、この様な状態が長年におよんで上腕二頭筋長頭腱断裂を起こす場合もありますので要注意です。
棘上筋腱炎型野球肩
肩が上がらない、ある角度で痛みがある等、自然軽快しにくい特徴があります。 肩痛みは当初、腕を頭よりも高く上げたり、そこから前へ強く振り出す動作の際にだけ生じます。後になると、握手のため腕を前へ動かしただけでも痛むようになります。通常は、ものを前方へ押す動作をすると痛みますが、ものを体の方に引き寄せる動作では痛みはありません。炎症を起こした肩は、特に夜間などに痛むことがあり、眠りが妨げられます。
筋肉群の問題ですので鍼灸治療の効果が出やすい症状です
水泳 肩
スポーツにおけるけが(16〜20歳)には、骨折、捻挫(ねんざ)、靱帯損傷(じんたいそんしょう)などが多いです。
また、種目別のけがの原因は、バスケットボールは「着地したとき」、サッカーでは「転倒」、ソフトボールでは「受け損なう」、 バドミントンでは「ひねり」、柔道では「投げられたとき」、剣道では「転倒」、ラグビーでは「タックルしたとき」の発生が一番多いです。
また、場合によっては、心臓発作や熱中症が起こったり、運動のしすぎにより疲労骨折や貧血などが 起こったりすることがあるので注意が必要です。
水泳

図 スポーツ鍼灸の実際 医道の日本社より
水泳肩は、1974年にKennedyとHawkinsによって『Swmmer's shoulder』と唱えられ日本では1979年に『水泳肩』として用いられるようになりました。
水泳肩は、肩を回す運動(回旋運動)に伴い肩甲骨や上腕骨などと摩擦が起こり損傷が起こります。
特に、水泳競技によってタイムを競う場合には推進力を獲得するためには、肩の運動が重要となります。そのため、強い力が肩関節にかかるために、肩関節周囲の筋肉の疲労やインピンジメントが起こりやすくなります。 水泳肩
水泳肩の症状
水泳肩はクロールやバタフライで起こりやすい傾向があります。
ストロークはプルスルー相とリカバリー相に分けられます。水泳肩のほとんどの原因はリカバリー相に起こります。これは、肩の内旋位置から急激に外旋運動を行わなければならず、そのためインピンジメントされてしまうのです。
プルスルー相では、肩の内転・内旋そして伸展運動を行います。そのため、筋肉と骨などの組織の摩擦が起こることはほとんどありません。ですが、オーバーワークによって肩甲下筋や広背筋に炎症が起こってしまい、その結果痛みが現れることがあります。
痛みの場所は、肩関節周辺の出ることが多く、特に肩の外側に現れることが多くあります。
実際の水泳肩のスポーツ鍼灸治療では、腱板や胸筋群の筋緊張を改善し肩関節周辺の血流を改善することを目的にスポーツ鍼灸治療を行います。
筋肉群の問題ですので鍼灸治療の効果が出やすい症状です