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東京都北区十条仲原1-8-26
十条銀座商店街 サンライズビル2階

当院の鍼灸治療の基礎となっている理論と考え方を紹介します。

自律神経

自律神経は、体の呼吸、循環、栄養、体温、生殖などを常時調整している。

心臓・内臓・分泌線に分布して、中枢が反応を統括している。

交感神経と副交感神経と2系統に分かれている。器官を拮抗的2重支配してる。
絶えず両方とも一定のインパルスを送って、バランスを保っている。


・自律神経の概要
・自律神経の作用


自律神経の概要

自律神経とは、心臓を動かしたり汗をかいたり、自分ではコントロールできない自動的に働く神経のこと。

自律神経は活動する神経といわれる『交感神経』と、休む神経といわれる『副交感神経』の二つに分類され、必要に応じて自動的に切りかわって働くようになっています。

眠れない、めまいがする・・・など様々な症状が自律神経の働きに関係しています。主な働きは下記のとおりです。

その1  精神の調整


悲しいと涙が出る、驚くと心臓がドキドキするなど、精神的な変化から身体の反応としてあらわす働き

その2 神経の調整


外部の気温が上がっても体温が一定に保たれるなど、外部から刺激を受けても身体を一定の状態に調整する(=ホメオスタシス)

その3 内分泌の調整


ホルモン分泌とも密接に関係。女性に自律神経失調症が多くみられるのは排卵・月経・妊娠・更年期等の性周期がホルモンと深く関係しているため

その4 免疫の調整



体内に細菌やウイルスが侵入すると抵抗力をつけたり、発熱した場合に熱を下げようするなど、病気の予防や治癒のための働き
以上の働きがあり、私たちの体調をささえています

自律神経の動き (反射)

自律神経は脳で考えて動くものではなく、反射で動きます。脳でコントロールできないのです。

主な自律神経が動く反射を説明します。鍼灸での刺激は、この反射を利用することで治療を行います。


内臓-内臓反射


多くの内臓機能はこの機序によって自律的に行われている。この反射の代表例は動脈圧受容器反射である。

頚部の動脈系には圧受容器と呼ばれる圧センサーが存在する。

この圧受容器は常に動脈圧をモニターし、この情報は求心性自律神経を介して中枢神経に伝えられる。

中枢神経はこの情報を基にして、交感神経及び迷走神経のフローを変化させることによって、血圧調節している。圧受容器反射は最も基本的かつ重要な反射性の循環調節機序であり、内臓-内臓反射の一例でもある。

体性-内臓反射


この反射の例としては、体性-交感神経反射が古くから知られている。
これは、皮膚に侵害性刺激(いわゆる痛み刺激)を加えると交感神経系の機能が亢進し、心拍数の増大、血圧の増加等が生じる反射である。

他にも、温熱刺激を皮膚に加えると発汗が生じるが、これは温度刺激が体性感覚神経を介して、汗腺支配の交感神経を興奮させた結果生じるもので、体性-内臓反射と言えるだろう。

また、古くから、鍼療法、物理療法として、体表へ種々の刺激(機械的刺激、温度刺激、化学的刺激、香りなど)を加えて身体機能を改善、維持する医療が存在するが、これらの療法の生理学的機序の一部はこの体性-自律神経反射で説明できる可能性がある。

これまでに、鍼刺激が中枢神経系において内因性モルヒネであるエンドルフィン、ダイノルフィン等を増やすこと、種々の感覚刺激が自律神経系を介して、末梢器官(消化管機能、泌尿器、循環器、内分泌器官)に作用することが基礎医学及び臨床医学において研究されている。

内臓-体性反射
この群に属するものでは筋性防御が有名である。これは、腹腔臓器、腹膜の障害(炎症、機械的な変化)が求心路を介して腹筋群を収縮させるという現象である。

臨床的に多くの消化器疾患で認められ、特に虫垂炎の理学的所見として有名である。

筋性防御は上記のような生理学的な反射弓に基づく現象である。

自律神経のイメージ図




自律神経が不調になると



・頭    頭痛、頭重感
・耳    耳鳴り、耳の閉塞感
・口    口の乾き、口中の痛み、味覚異常
・目    疲れ目、なみだ目、目が開かない、目の乾き
・のど   のどの異物感、のどの圧迫感、のどのイガイガ感、のどがつまる
・心臓   血管系 動悸、胸部圧迫感、めまい、立ちくらみ、のぼせ、冷え、血圧の変動
・呼吸器  息苦しい、息がつまる、息ができない、酸欠感、息切れ
・消化器  食道のつかえ、異物感、吐き気、腹部膨満感、下腹部の張り、腹鳴、胃の不快感、便秘、下痢、ガスがたまる
・手    手のしびれ、手の痛み、手の冷え
・足    足のしびれ、足のひえ、足の痛み、足がふらつく
・皮膚   多汗、汗が出ない、冷や汗、皮膚の乾燥、皮膚のかゆみ
・泌尿器   頻尿、尿が出にくい、残尿管
・生殖器   インポテンツ、早漏、射精不能、生理不順、外陰部のかゆみ
・筋肉   関節 肩こり、筋肉の痛み、関節のいたみ、関節のだるさ、力が入らない
・全身症状  倦怠感、疲れやすい、めまい、微熱、フラフラする、ほてり、食欲がない、眠れない、すぐ目が覚める、起きるのがつらい
・精神症状  不安になる、恐怖心におそわれる、イライラする、落ち込む、怒りっぽくなる、集中力がない、やる気がでない、ささいなことが気になる、記憶力や注意力が低下する、すぐ悲しくなる

自律神経の検査

あなたの自律神経の健康度をセルフチェック!

問1 いつも耳鳴りがしますか
問2 胸か心臓のところが締め付けられるような感じを持ったことがありますか
問3 胸か心臓のところが押さえつけられるような感じを持ったことがありますか
問4 動悸が打って気になることがよくありますか
問5 心臓が狂ったように速く打つことがよくありますか
問6 よく息苦しくなることがありますか
問7 人より息切れしやすいですか
問8 ときどき、座っていても息切れすることがありますか
問9 夏でも手足が冷えますか
問10 手足の先が紫色になることがありますか
問11 いつも食欲がないですか
問12 吐き気があったり、吐いたりしますか
問13 胃の具合が悪くてひどく気になることがありますか
問14 消化が悪くて困りますか
問15 いつも胃の具合が悪いですか
問16 食事の後か、空腹のときに胃が痛みますか
問17 よく下痢しますか
問18 よく便秘しますか
問19 肩や首筋がこりますか
問20 足がだるいですか
問21 腕がだるいですか
問22 皮膚が非常に敏感で負けやすいですか
問23 顔がひどく赤くなることがありますか
問24 冬でもひどく汗をかきますか
問25 よく皮膚にじんま疹ができますか
問26 よくひどい頭痛がしますか
問27 いつも頭が重かったり痛んだりするために、気がふさぎますか
問28 急に体が熱くなったり、冷たくなったりしますか
問29 たびたび、ひどいめまいがしますか
問30 気が遠くなって倒れそうな感じになることがありますか
問31 今まで2回以上、気を失ったことがありますか
問32 体のどこかにしびれや痛みがありますか
問33 手足がふるえることがありますか
問34 体がカーッとなって汗の出ることがありますか
問35 疲れてぐったりすることがよくありますか
問36 特に夏になるとひどく体がだるいですか
問37 仕事をすると疲れきってしまいますか
問38 朝起きると疲れきっていますか
問39 ちょっと仕事をしただけで疲れますか
問40 食事ができないほど疲れますか
問41 気候の変化によって体の調子が変わりますか
問42 特異体質と医師に言われたことがありますか
問43 乗り物に酔いますか




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