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「部分アトピー」という言葉がありますが、今回は日本皮膚科学会のガイドラインに従い「左右非対称の部分的な痒み」としてお話ししていきます。

日本皮膚科学会では、アトピー性皮膚炎の定義の1つとして「左右体側性」というものがあります。つまり、肘の内側でしたら、両肘に症状がでいているものをアトピー性皮膚炎と呼びます。ですがアトピーと関係ないわけではなく、併発すると考えられるものとして患者様の例を挙げながらご説明させていただきます。

Hさんは幼い頃からアトピーの症状に悩まされています。
最近は左手小指の痒みがひどく、痒みで睡眠が維持できないほどになります。

筆者もよく経験しますが、小さい水泡ができ掻き毟ると滲出液でベトベトになります。
そのまま他の指や手の甲にも広がってしまうことも珍しくありません。
そして必ずし左右対側に出るものではなく、左右の指にできるが指が違ったり、手の甲と指にできたりと様々です。
特に末端ですので、痒みも鋭く大変辛いものになるのです。

Hさんには末端の血流が改善するように治療をし、また1週間後に様子を見せてもらうようお願いしました。

丁度1週間後の様子です。
下から出てきた皮膚により綺麗に覆われています。

また、Hさんは日頃から体を動かす努力をしており、血流改善に努めておられた結果だと感じています。
Hさん曰く、ストレスを感じた時、疲れた時にできやすい。とのことでしたが、筆者自身も同じことを感じています。

今回はアトピー性皮膚炎として取り上げませんでしたが、経験上アトピー性皮膚炎と併発している方が多いと感じます。
この痒みも「身体のサイン」として見逃さず、悪化する前に是非ご相談ください。

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