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ご懐妊されて、赤ちゃんが育っているか不安を幾度となく乗り越え
中期に入り胎動が感じ始めた頃から、早い方で妊婦腰痛が出始めます。

元から腰痛がある方は、尚更早く痛みが来ます。

一般的な腰痛は、
1・背骨の周辺にある筋肉疲労
2・椎間板ヘルニア
3・脊柱管狭窄症
4・すべり症
5・側湾症
等があります。

これらの一般的な腰痛は、偏った動作の蓄積によって起こってしまったのですが
妊婦さん腰痛は、赤ちゃんが大きくなる=子宮が大きくなることで発症します。

解剖学の視点ではどのようなメカニズムで妊婦腰痛になるのかを見てみましょう。

妊婦腰痛の原因

まず、子宮が大きくなると、体の重心が、体を横から見たときの中心軸よりも前方へと移動します。

体の横から背骨を見ると、背骨は通常、弯曲(弓の形に曲がること)しています。

重心が前側に傾くことによって、背骨(腰椎)の弯曲のバランスが前側に傾きます。それにより前弯(前方向に曲がること)が大きくなります。

体はバランスをとるために、前側に傾いた重心を体の中心に戻そうします。人間の体はよくできていますね。

そうすると、前に傾いた重心をコントロールするために、姿勢でなんとかしようとするのです。前に傾いた重心を戻すのですが、やることは非常にシンプルで、後ろに重心とをとるように姿勢を直そうとするのです。

ポイントは、意識しなくても体が自然とやってしまうということ。
そして、気が付かないうちに体に無理が出てきます。それが腰痛です。

姿勢によりバランスをとろうとする動きが引き起こす弊害

体が無意識に、前に傾いた重心を後ろにするように姿勢でコントロールすることによって何が起こるか。

まず、腰部から見てみましょう。腹部は子宮も大きくなっていますし、腹筋群はそれに伴って常に長く引き伸ばされた状態です。そうすると筋肉自体の力が発揮しにく状態です。

この状態のときに重心が前に傾き、そして、それのバランスをとるために今度は後ろに重心を持って行こうとするわけです。すると前側の筋肉で後ろにいくのを多少なりとも抑えて、前後の腹筋と背筋でバランスをとる必要があります。

しかし、前側の筋肉は力を発揮しにくので、どうしても背中の筋肉や背骨などに負荷を掛けて(脊柱起立筋など)支える必要が出てきます。

つまり、背中側の筋肉や背骨などが継続的に過度に緊張した姿勢になるのです。
それによって、妊婦後期は腰椎への負担が大きくなり、妊婦さん腰痛を訴える方が増えるのです。

また、重心が後ろ側に行くことにより猫背のような姿勢にもなりやすくなります。そうすると、肩甲骨が固まりやすく、骨盤と股関節の動きも低下します。そして、固くなったり動きの低下によって、循環障害・血流障害が起こりやすくなり、肩こりや鼠径部などの痛みを併発しやすくなります。

もし腰痛はなくても肩こりがあるなどの症状がある場合は、背骨からきている場合もあるので要注意です。

妊婦腰痛の改善

妊婦腰痛やそれに伴う肩こり等の発症についての改善は、このメカニズムを知っていることがまず大事で、背中側の筋肉の緊張をとるように椅子に座ったり、少し休んだりすることでも改善されます。

とにかく妊婦のみなさんとして出来ることは「あまり無理をしない」、立ったままの状態や動きを固定された状態で長時間過ごさない、こういったことが重要です。

痛みが出た場合は、鍼灸にて背中の筋肉の緊張を緩めるなどの改善は可能ですが、まずはどのような動きをしたらいいのか、背中の緊張をとるための動作とはどのようなものか、そういったことを知るのも大事になってきます。

あけび鍼灸院では、妊婦さん腰痛もサポートとしてます。

奇跡の連続である、命のバトン。マタニティトラブルを少しでも減らして、ママへの階段時間をしっかり歩んで欲しい。

また施術だけでなく、マタニティトラブル解消方法、疲れない赤ちゃんの抱き方、産後の産褥トラブル回避方法等もご指導させて頂いてます。

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